本学の成績評価基準

 本学の成績評価は、成績評価の平準化を目的とし、原則として「相対評価」方法を採用している。筆記試験、その他レポート等の評価基準を総合し、成績上位者から、S、A、B、C、Dの5段階評価を付与する。各評価の付与割合は概ね下の表の通りである。
 成績評価の対象は、授業回数の3分の2以上の出席者であり、これを満たしていない者(受験資格なし)は本試験を受験しても評価の対象外となり「X」が付与される。
 また、上述の追試験受験資格者は当初「/」が付与されるが、不受験届を提出せず、追試験を受験しなかった場合は、「X」評価に変更される。
 なお、「D」「/」「X」は単位取得発表時の成績評価であり、成績証明書には記載されない。
 さらに、1年次生の必修科目、2年次生は専門科目も含め3科目まで再試験を受験することができるが、再試験を受験した場合の評価は、最高でも「C」となる。

 

 

成績発表後の成績の問い合わせについて

 成績発表後の成績の問い合わせ方法やそのルールに関して、Classroom掲示板に掲載された内容に従うこと。詳しくは学生要覧「科目の履修、試験及び単位認定に関する規程」を参照のこと。

 

GPAについて

 本学ではグレード・ポイント・アベレージ(以下「GPA」)制度を採用している。学生が履修した授業科目の成績の評価及びグレード・ポイント
(以下「GP」)は、次表のとおりとする。

 

 

GPAは、2種類ある。1つ目は各学期のGPA(以下「学期GPA」)、2つ目は累積のGPA(以下「累積GPA」)である。次の式により算出するものとし、小数点第4位以下を切り捨てる。
学期GPA=((全学期の履修科目のGP×当該科目の単位数)の総和)/ 全学期の履修科目の総単位数
累積GPAは、成績証明書に記載する。
病気その他やむを得ない事情がないにもかかわらず、学期GPAが前学期1.0未満の学生には、学科長が厳重注意を行う。また、学期GPAが2学期連続して1.0未満の学生には、卒業見込みの可能性があると判断される場合を除き、学長が退学を勧告する。

 

単位認定

 単位取得は、
 ①原則として講義その他授業の総時間数の3分の2以上出席すること。
 ②所定の試験を受け、成績評価がC以上であること
 以上の2要件を満たした場合、その授業科目について定められている単位の授与が認定される。
 1年次に履修した科目の単位が取得できなかったときは、2年次においてそれを再履修することができる。留年した場合も同様である。

 

単位取得済み科目の受講について

 授業担当教員とゼミ担当教員の許可があれば、受講可能である。単位取得済み科目の受講の申込書を事務局に提出すること。