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――本学へはなぜ入学されましたか?
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元々はホテル関係の仕事がしたくて、観光科目のある短大に進学しました。また、授業料も安かったのがポイントでした。そして、入学すると鉄道好きの人が多く、いろいろ話をする中、鉄道会社への就職もよいかなと思いました。
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――本学の授業では何が興味深かったですか?
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専門科目では、「鉄道運転論」です。鉄道の運転に関すること「列車のダイヤ」「運転曲線と運転理論」など当時はとても難しく、よくわからないなとも思っていましたが、なぜか興味を持ちました。また、外部講師の方が来られる「特別教養講座」です。特に、印象に残っているのは、JR東日本の池袋駅の駅長の方が来られた授業です。白の制服姿がかっこいいなと思いました。内容は、忘れました(笑)。
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――就職活動は、いかがでしたか?
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鉄道会社ばかりをたくさん受けました。一番は、小田急電鉄と京王電鉄が地元なので希望でしたが、残念ながら祈られました。その他も撃沈しました。そんな中、11月に東京都営交通協力会を受け内定をいただいた時はとても嬉しかったです。
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――東京都営交通協力会でのお仕事はいかがでしたか?
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都内の駅で、お客さまをご案内したり窓口を担当したりしていました。実際にやってみると、駅での仕事って「接客」なんですよね。「これ、私がやりたかった仕事だ!」と、率直に自分に合っているなと思いました。でも、正社員になりたくて、ちょうど乗り入れている北総鉄道の契約社員求人を見つけ、「おおっ」と思って、受けたところ内定しました。
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――横浜市交通局へはなぜ就職しましたか?
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介護が落ち着いてきて、また鉄道会社で働きたいなと考えていた時、元同僚が横浜市交通局の求人を見つけ教えてくれたためです。横浜市営地下鉄は他社との相互乗り入れがないから、乗り換え案内の説明が苦手だった私にぴったりだな、って(笑)。
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――鉄道会社で働いていて、楽しいところはどこですか?
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「泊まり勤務」が好きですね。一気に仕事をして、翌日は朝からどこか出かけたりします。一日が長いですよね。また、「夜の電車はどうなっているのか」が気になります。仕事を終えて深夜の車庫に3000A形車両、3000N形車両、3000R形車両、3000S形車両、3000V形車両、3000形車両がずらりと並んでいると壮観です。役得ですね。
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――運転士の試験はどうでしたか?
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実技では、特に電車を定位置に停めるのが本当に難しくて。何度やってもうまくいかず、もどかしくなることも多かったです。学科だけで3カ月、実技で半年間、一生懸命勉強し、練習しました。
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――やはり、電車の運転は難しいものなのですね。
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とても難しいです。運転士になった今も、毎月勉強会があって、基地にある教習用施設に出向いて練習しています。ただ、技術の難しさ以上に、人の命を預かっている、という精神的な厳しさの方が強いですね。
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――重圧がありながらも、この仕事が楽しいところは何ですか?
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運転するのがとても楽しい。私はまだ2年目の新米ですが、少しずつ各列車の特徴も分かってきました。電車によって、運転の感触が全く違うんですよ。それぞれの特性を味わいながら運転するのはおもしろいです。おんなじ編成でも、乗り心地やブレーキのかかり方、加速度が違い、「あっこれは、以前経験したな」と思い出しながら運転しています。上手い運転士は、ショック抜き(ブレーキをはらう)といって、スムーズにブレーキを掛けるんですよね。私も少しはできるのですが、うまくいったときは大満足、ちょっとガコガコすると、まだまだだなぁと思いながら日々運転しています。
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――本学を目指す高校生へのメッセージをお願いします。
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私は鉄道というよりは観光に興味がありましたが、交通系の専門科目を学び、同じ趣味を持つ友人と出会い、短大生活を楽しむ中、鉄道会社を就職先に考えました。まずは交通系や観光系を考えているなら、短大を目指してみるのもよいのではないでしょうか。男性が多いですが、鉄道の職場の男性が多いので慣れますよ。また、趣味が同じなので話も弾みますしね。あっ、授業料も専門学校に行くより安いですよ。よろしくお願いします。
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―本学へはなぜ入学されましたか?
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元々はホテル関係の仕事がしたくて、観光科目のある短大に進学しました。また、授業料も安かったのがポイントでした。そして、入学すると鉄道好きの人が多く、いろいろ話をする中、鉄道会社への就職もよいかなと思いました。
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―本学の授業では何が興味深かったですか?
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専門科目では、「鉄道運転論」です。鉄道の運転に関すること「列車のダイヤ」「運転曲線と運転理論」など当時はとても難しく、よくわからないなとも思っていましたが、なぜか興味を持ちました。また、外部講師の方が来られる「特別教養講座」です。特に、印象に残っているのは、JR東日本の池袋駅の駅長の方が来られた授業です。白の制服姿がかっこいいなと思いました。内容は、忘れました(笑)。
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―就職活動は、いかがでしたか?
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鉄道会社ばかりをたくさん受けました。一番は、小田急電鉄と京王電鉄が地元なので希望でしたが、残念ながら祈られました。その他も撃沈しました。そんな中、11月に東京都営交通協力会を受け内定をいただいた時はとても嬉しかったです。
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―東京都営交通協力会でのお仕事はいかがでしたか?
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都内の駅で、お客さまをご案内したり窓口を担当したりしていました。実際にやってみると、駅での仕事って「接客」なんですよね。「これ、私がやりたかった仕事だ!」と、率直に自分に合っているなと思いました。でも、正社員になりたくて、ちょうど乗り入れている北総鉄道の契約社員求人を見つけ、「おおっ」と思って、受けたところ内定しました。
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―横浜市交通局へはなぜ就職しましたか?
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介護が落ち着いてきて、また鉄道会社で働きたいなと考えていた時、元同僚が横浜市交通局の求人を見つけ教えてくれたためです。横浜市営地下鉄は他社との相互乗り入れがないから、乗り換え案内の説明が苦手だった私にぴったりだな、って(笑)。
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―鉄道会社で働いていて、楽しいところはどこですか?
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「泊まり勤務」が好きですね。一気に仕事をして、翌日は朝からどこか出かけたりします。一日が長いですよね。また、「夜の電車はどうなっているのか」が気になります。仕事を終えて深夜の車庫に3000A形車両、3000N形車両、3000R形車両、3000S形車両、3000V形車両、3000形車両がずらりと並んでいると壮観です。役得ですね。
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―運転士の試験はどうでしたか?
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実技では、特に電車を定位置に停めるのが本当に難しくて。何度やってもうまくいかず、もどかしくなることも多かったです。学科だけで3カ月、実技で半年間、一生懸命勉強し、練習しました。
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―やはり、電車の運転は難しいものなのですね。
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とても難しいです。運転士になった今も、毎月勉強会があって、基地にある教習用施設に出向いて練習しています。ただ、技術の難しさ以上に、人の命を預かっている、という精神的な厳しさの方が強いですね。
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―重圧がありながらも、この仕事が楽しいところは何ですか?
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運転するのがとても楽しい。私はまだ2年目の新米ですが、少しずつ各列車の特徴も分かってきました。電車によって、運転の感触が全く違うんですよ。それぞれの特性を味わいながら運転するのはおもしろいです。おんなじ編成でも、乗り心地やブレーキのかかり方、加速度が違い、「あっこれは、以前経験したな」と思い出しながら運転しています。上手い運転士は、ショック抜き(ブレーキをはらう)といって、スムーズにブレーキを掛けるんですよね。私も少しはできるのですが、うまくいったときは大満足、ちょっとガコガコすると、まだまだだなぁと思いながら日々運転しています。
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―本学を目指す高校生へのメッセージをお願いします。
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私は鉄道というよりは観光に興味がありましたが、交通系の専門科目を学び、同じ趣味を持つ友人と出会い、短大生活を楽しむ中、鉄道会社を就職先に考えました。まずは交通系や観光系を考えているなら、短大を目指してみるのもよいのではないでしょうか。男性が多いですが、鉄道の職場の男性が多いので慣れますよ。また、趣味が同じなので話も弾みますしね。あっ、授業料も専門学校に行くより安いですよ。よろしくお願いします。
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