本学学生が情報セキュリティマネジメント試験に合格しました。

 

先日、実施された国家試験の情報セキュリティマネジメント試験に本学２年生の尾崎由都君が見事、合格しました。おめでとうございます。

ここで、情報セキュリティマネジメント試験について簡単に解説します。
独立行政法人情報処理推進機構によると、

「情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。〈共通キャリア・スキルフレームワーク（CCSF）レベル2相当〉」

とのことです。
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html
ちなみに，今回の試験の合格者の平均年齢は36歳、合格率は47%でした。本試験の受験者数は14000人程度で、尾崎君は午前試験は上位10％程度、午後試験は上位4％程度と大変よい得点を取っての合格でした。

今回の合格を受けて、コンピュータ室で、尾崎君に簡単なインタビューをしました。インタビューの様子をお伝えします。

小宮：合格おめでとうございます。
尾崎：ありがとうございます。
小宮：今回、情報セキュリティマネジメント試験を受験しようと思ったきっかけは何ですか？
尾崎：もともと前期の情報リテラシーの授業でITパスポートについて、勉強をしました。過去問を10回分ほどやった感じでは、高確率で合格するだろうというレベルにはなりました。その時点で、ある程度満足してしまいITパスポート試験を受ける気持ちは少しなくなってしまいました。そんな時に、後期の情報リテラシーでは、「セキュリティマネジメント試験」を中心に授業が行われることを先生から聞きました。「セキュリティマネジメント試験」は初めて聞いた試験でしたが、興味が沸き、テキストを買って授業を受けました。
小宮：なるほど。では、尾崎君はそこで初めて「情報セキュリティマネジメント試験」というものを知ったのですね。
尾崎：はい，そうです。
小宮：勉強期間はどのくらいでしたか？
尾崎：1か月ちょっとくらいです。ただ、ITパスポート試験の勉強は、前期でやっていたので、それも合わせると半年ぐらいになります。
小宮：勉強は、毎日やったんですか？
尾崎：はい。毎日1時間ぐらい勉強し、1週間で6日ぐらいやりました。残り1日は予備日ということで、やるときもあればやらないときもあるという感じですすめました。
小宮：尾崎君は来年4月からは、鉄道会社で働きますが、仕事には役に立ちそうですか？
尾崎：正直、そこは分かりません。直接役に立つことはないかもしれません。もともと、仕事や就活とは関係なく、好きだから勉強をしているという感じでした。情報セキュリティはどの会社にとっても重要なので、役に立つ場面は必ずあると思いますが、やはり自分が好きというのが、一番のモチベーションです。
小宮：分かりました。ありがとうございます。最後に、これから資格試験を受験しようと思っている方へのメッセージをお願いします。
尾崎：繰り返しになるのですが、やはり自分が好きなことに関する資格を見つけて、それにチャレンジするのが一番良いと思います。僕の場合は、書店に行きいろいろな資格の本を読み、自分が興味を持っている分野の過去問題を見たりしていました。やはりその方が勉強のやる気も出るし、実際に知識が定着すると思います。
小宮：そうですね。自分の好きなことが分かっているというのは、とても重要ですね。これからも貪欲に知識や経験を積んでくださいね。本日はありがとうございました。
尾崎：ありがとうございました。これからも、一生懸命勉強をしたいと思います。