新年明けましておめでとうございます。2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　皆様におかれましては、一昨年に続き、昨年も新型コロナウィルス感染症の感染拡大の中で、様々なご心配やご苦労の絶えない年であったことと存じます。

　さて、本学では、昨年も一昨年に引き続き、感染症の対策に追われた1年となりました。授業につきましては、学生から遠隔と対面の双方に実施を望む声があることに配慮して、原則として、全科目で遠隔（オンライン）授業と対面授業を併用したハイブリッド型授業を実施しました。遠隔と対面の双方を同時に実施するために、通信環境・機器の整備等に労力を要しましたが、先生方と学生の皆さんの協力により、大きな混乱なく新しい年を迎えることが出来ました。また、感染症対策を万全に講じた結果、若干名の学外感染者は出ましたが、学内感染者は0名に抑えることが出来ました。

　また、今年は認証評価の対象年となります。本学は、平成22年度、28年度に、短期大学基準協会による認証評価を受け、いずれも適格の認証を得ました。適格の認定を受けることは、本学が高等教育機関としての教育を行うにふさわしい教育環境にあることが認定されたことを意味するとともに、本学が目指す方向性が正しいことを証明されたことを意味します。3回目の認証評価においても適格の認証を受けるべく全学的体制で臨む所存です。

　少子化が進む中で、高等教育機関の一翼を担う短期大学は、今まで以上にその存在意義を世に発信することが求められています。本学は今年で創立70周年を迎えますが、これは80周年に向けての一つの通過点であり、今年もさらなる教育改革に取り組むことにより、次の80周年に向けて、新たな一歩を踏み出す所存です。関係各位の皆様におかれましては、今後ともご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

　新しい年を迎えた現在も、感染者数は減少傾向にあるとはいえ、オミクロン株の感染拡大が懸念される状況が続いておりますが、事態が収束して、皆様が平穏無事に暮らせる一年となりますよう祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。